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こどもちゃれんじって実際どう?ぷちからぽけっとまで1年半続けた口コミ

「こどもちゃれんじ」継続中

魅力的なおもちゃと絵本をたずさえ、積極的なDMで子どもと保護者を誘うこどもちゃれんじ。わが家では1~2歳児向け「ぷち」から2~3歳児の「ぽけっと」まで、現在も継続中です。

こどもちゃれんじのメリットやデメリット、こどもちゃれんじが向いてる(合ってる)保護者のタイプについてレビューしたいと思います!

知育の知識はゼロだったわが家

 

「こどもちゃれんじ」はやっぱりスゴかった!「1さいのおたんじょうび特別号」到着レビュー

「1歳のおたんじょうび特別号」があまりにも魅力的でついつい申し込みしたわが家。知育に対しての知識はほぼゼロで、「初めての誕生日に背負うリュックがもらえるから入ってみよう」と、軽い気持ちで受講。

はじめの方は「なんか楽しそうなおもちゃがたくさんもらえる~」と、マックのハッピーセットみたいな軽いノリでわくわくしていました。親が(笑)

しかし受講を続けるうちに、子どもに変化が…!

上記のおもちゃは色を覚える「いろっぴ」というおもちゃ。届いた最初の方は「あかっぴ」「あおっぴ」と色を判断するだけでしたが、次第に人とのかかわり方をまねるままごと遊びのおもちゃに変化していったのです。

全員そろわないと「〇〇っぴいないね」と探そうとしたり、全員そろったら「いっしょに〇〇しよー」と誘ったり。やがて、あかっぴ=ママのイメージになりキャラクター付けされていき、子どもオリジナルのとってもかわいい世界ができあがりました。

まるで小さなトイストーリーをすぐそばで見ているようで、嬉しかったです。

というのも、おもちゃ一つ一つに愛着が芽生えていると実感できたから。絆というと大げさかもしれませんが、一時的に使うモノとしてではなく、大事なおもちゃとして一緒に成長する仲間のような認識です。そして後述しますが、ちゃれんじの知育教材は明らかに他のおもちゃと食いつきも違う…。

 

「こどもちゃれんじ」良かった点

成長のピントに合わせたプログラム

1歳2歳の子どもは、0歳の頃と比べると凄まじい勢いでできることが増えていきます。上記画像にもありますが、言葉だけでなく、考える力、人と関わる力、生活習慣など多岐にわたります。

「こどもちゃれんじ」のすごいところは、個別の発達にこまやかに合わせた年間プログラムが整っているところ。

もちろん成長具合は子どもによって個性がありますが、市販のものより確実に成長のピントが合った「おもちゃ」と「絵本」そして「DVD」によって、子どもがちょうどいい興味を保ったままスーッと自然に吸収できるようになっています。

これだけ複雑になってくると育児知識がない親は調べるのも大変になってくるので、長年のノウハウと専門知識でわかりやすく教えてくれるので親側も助かります!

ちゃれんじをはじめて、かなり言葉(語彙力)が増えたのが衝撃的でした。わが家は夫婦共に口数が少ない方なので子どもも喋るのは遅い方かな?と思っていたのですが、いつの間にかたくさん喋るようになっていました。

子どもの気質や保育園に行ってたことももちろん関係してると思いますが、やっぱり知育教材だから月齢に合った内容がよく吟味されているんですよね。なので、子どもの食いつきが市販品と明らかに違います。

月ごとの絵本は夏は花火に冬は雪あそびなどが描かれているからか、覚えやすさもあって記憶力もぐんぐん上がっている気がします。内容を細かく覚えていたり、小さな絵でも注意深く見ていたり。注意力散漫になりがちな2歳児を集中させるのがまずすごい。

 

生活習慣が親のヘルプに

歯みがき、トイレ、お風呂など、生活習慣をたくみに取り入れていて、手を焼きがちな親をさりげなく助けてくれます。

1歳を過ぎてイヤイヤが多くなってから、これらが本当に助かりました。お着替えをしたくないイヤイヤがはじまったら、上記画像のおきがえコーナーをまねてみたり。DVDにもお着替えの歌があるので、一緒に覚えてみたらやってくれるようになりました。

毎回効果があるわけではないし即効性があるわけでもないのですが、それでも視野がせまくなりがちな育児で、別の角度からアプローチできるのはいい機会になりました。

 

1人っ子でも関わり方が学べる

この子、すごいんです。いつの間にか生まれていたしまじろうの妹・はなちゃん。

少し前の号が「はなちゃんのお世話セット」だったんですが、これがまたすごい食いつきで。DVDで事前に内容を見ていたからか、届いたら目を輝かせながら「はなちゃん!はなちゃん!」と大興奮。

きょうだいもいないしお世話の経験もない1人っ子なのに、届いたその日からはなちゃんを嬉々としてお世話して、寝かしつけしてたのには驚愕でした。すごいぞはなちゃん。

 

余談ですがはなちゃんを抱っこして離さない時期があり、そのまま出かけたら少し上の子に「あーっ!はなちゃんだ!」とテンション高く話しかけられたのもびっくりでした。はなちゃんがそんなに人気があるなんて…知らなかった…。

 

子どもの世界がとつぜん広がる

ぶっちゃけ契約後も「しまじろうっていまいちオシャレじゃないし、キャラとして微妙だなー」と思っていました(ごめんなさい)。キャラクターならミッフィーとかの方がおしゃれだしかわいいじゃん!とか…。

でも、新しい歌を覚えたり、ちゃれんじのおもちゃを相棒のように大事にする子どもを見て、「子どもにとって好きなものが増えたってすごいことじゃない!?」と思うようになりました。

たまたま同じ時期にベネッセの保育本「その子の宇宙が拡がり続けるためのことば」を読んだのですが、ここにも似たようなことが書いてありました。すごく良い本でした。表紙のデザインも素敵。

大人になって思うのですが、子どもの頃に好きになるものってすごく重要というか、その後の人生で自分を癒したり守ってくれる大切な「相棒」になるんですよね。セーラームーンとか、ファンクラブやコラボグッズが今でも大人気で、そのために頑張れる大人がたくさんいる。

だから、「この子は今しまじろうが好きで、”好き”の世界がある。いつかこの気持ちが子どもを支える力になるかもしれない。好きなものが増えることって、なんて素敵なことなんだろう!」と今は思ってます。ちょっと大げさかもですが、個人的にはそれくらい嬉しい出来事でした。

 

ワンオペ家庭の救世主

これは声を大にして言いたいのですが、ワンオペが当たり前になっていたり、実家に頼れないなど周囲に自分以外の大人がいない環境の方は、「こどもちゃれんじ」をはじめた方がいいです!

まさに私がそうだったのですが、育児にかかわるすべてのことを一人で考えて乗り切ろうとするのは本当にキツイです。そんな中で助けてくれたのはちゃれんじでした。

上述の生活習慣のあれこれがイヤイヤ期の子どもとのかかわり方のヒントになったり、あと親向けの冊子も毎回ついてるんですけど、これがすごく良いんです。

毎日の育児でへとへとでトイレトレやイヤイヤ対策について調べる気力すらなかったので、これらがすごく助かりました…小さい冊子ながら、わかりやすく的確に書かれているし、それでいて説教くさくない。読みやすいです。

 

そして、なんといってもDVD!

ワンオペがちな現代家庭は、どうしてもテレビに助けてもらう時間が増えます。わが家も家事の間など録画したEテレを流していましたが5分くらいで飽きて抱っこ抱っこになってしまい、最低限の家事すらできないこともありました。

ちゃれんじのDVDは、もう、子どもの食いつきがすごい。明らかに違う。30分の内容ですが、毎日のように見ても飽きずに真剣に見入っています。最近では楽しく歌って踊ります。同じ内容でも、日々違って受け取れる子どもの吸収率とちゃれんじの相性のよさは、本当にすごいです。

テレビはよくないとかyoutubeはダメだとかも聞きますが、私個人としては程度の問題だと思います。流しっぱなしで長時間放置×毎日で子どもが退屈してるならともかく、子ども本人が求めて楽しめているなら良い影響もありますよね。

DVDの凝った内容を見たら「知識や経験がいかんなく生かされた映像だ…そりゃ子どもも食いつくなあ」と感心するばかりでした。

というのもそのはずで、ちゃれんじは上記の映像(DVD)に加えて、おもちゃ、さらに絵本と3つの媒体が連動して子どもの好奇心をくすぐってくるんですね。

DVDで見た楽しそうなおもちゃが現実にあって、手元で遊べて、絵本にも登場する。

よくよく考えたら、こんなのもう子どもにとっては夢の光景ですよね!?(興奮)絵本のものが実在する、遊べる、テレビ(DVD)でも流れてる…。うん、これは夢ですね確実に。チルドレンドリーム。

ベネッセ、子どものワクワクを育むスキルがとんでもないなと感心します。就職したい。

 

 

ちゃれんじのデメリット

おもちゃと絵本が増える(選べない)

(おままごと+ドラムセット。すごく良かったけどプラスチック感は否めない)

月齢にピントを合わせたおもちゃと絵本が選ばずとも毎月届けてくれるのがちゃれんじ最大のメリットだと思っていますが、人によってはビミョウかもしれません。

というのも、選べないから。ちゃれんじ以外でも、市販の良いおもちゃや絵本はたくさんあるので、一つ一つ自分で調べて好きなものを買いたい、特にデザイン性を重視したいという保護者の方には向かないかも。

かくいう私も、「毎月おもちゃと絵本が届くんだ。絵本はともかく、おもちゃはそんなにいらないかなあ。質感もプラスチックだし、もっと木とか自然のぬくもりある素材が好きなんだよね…」と、最初の方はこんな感じでした。その後見事にハマってしまいましたが。

 

そしておもちゃも絵本もどんどん増えていくので、プレゼントされる機会が多い方、少ないモノで暮らしたい方などにも向かないように感じます。

 

なかなか解約できない

これは解約手続きが複雑という意味ではないです!(笑)

「こどもちゃれんじぷち」は、最初の2か月だけ受講したら解約できる仕組みです。わが家も、最初だけ取ってみてそのうちやめよう…と思っていたはずが、いつの間にか親子共々こどもちゃれんじにハマってしまい、解約できなくなりました。

なんといっても、次号の予告がすごい魅力的なんですよね。え?はなちゃんの抱っこひも?うわー抱っこする姿見たい!びりびりくしゃくしゃブック?うわー!楽しそう!親だけど!となります。

良い意味で、ズルズルと続けてしまう魅力があります。吸引力がね、とにかくすごいんですよ…ダイソンかな?

 

保護者のタイプでわかる向き不向き

こどもちゃれんじ向きの人

  • 育児をサポートしてくれる人が周りにいない
  • 育児について調べたいと思いつつ、気付いたら一日が終わる(笑)
  • 子どもが喜んでたらまあいっかと受け入れるタイプ

なんといっても周囲のサポートは大きいです。

地元から離れている人、頼れる人がいない人、パートナーが激務などで頼れない人などはもう絶対向いています。というかむしろ、「受講して自分の負担を少しでも軽くしてください無理しないでください!」という気持ちです。

育児、自分のキャパ以上に無理しすぎるのダメ絶対。

 

こどもちゃれんじに向かない人

  • 育児と教育にこだわりがある
  • おもちゃや絵本は自分で調べて購入したい
  • テレビなど映像を利用した育児に抵抗がある

おそらく「自分は向かないかなー」という人はこの記事を読む機会がないように思うのですが、念のため書き出してみました。

ちゃれんじにピンとこない方にはオススメしません!(はっきり)

 

 

以上、ザーッと書き出してみましたが必要に応じて追記するかも。少しでも参考になれば幸いです。みなさまよいちゃれんじライフを!