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日本育児の木製パーテーションってどう?1年間使ってみた感想・口コミ

日本育児の木製パーテーション

ベビーゲート、ベビーサークル、パーテーション系製品が充実しているメーカーといえば日本育児です。

今回は、木製パーテーション FLEX400-Wの使用レビューになります。FLEX300-Wは長さが異なりますがモノ自体は同じつくりになりますので、少しでも参考になれば幸いです。

分類的にこの製品はベビーゲート+パーテーションタイプになります。よくあるベビーサークルタイプ(赤ちゃんのスペースをぐるっと囲めるもの)ではなく、部屋の一部を間仕切って使ったり、テレビ台など近づいてほしくない部分をガードして使うタイプになります。

 

とにかく長いFLEX400-W

木製パーテーションFLEX400-Wは、全長が最大4m以上とかなり長いのが特徴です。追加パネルなどを合わせれば、長方形タイプのリビングにも対応できて、おおよその部屋なら仕切れるのがポイントです。

「大は小を兼ねる」と言いますが、まだ安全対策をどうするか悩んでいたり、模様替えするかも…と商品を決めかねているご家庭に向いています。

長さがあればわりと柔軟に対応できるのが最大のメリットです。

 

また単に長いだけではなく、両端に三角形のサイドパネルが付属するので、しっかり固定できるのもポイントです。

ただこのサイドパネルがちょっと幅を取るので、角付けできない点は注意が必要です。

ドア部分には補助のステッププレートも置けて、より頑丈に固定できます。

「子どもが力強く押すので動いてしまう…」なんてことはほぼありません。本当にしっかり固定できます。

 

 

柵が高くてかなり頑丈

木製パーテーションFLEX400-Wとおくだけドアーズは、高さが70cm以上と他製品に比べて少し高めにできていて、跨ぎにくくなっています。(類似製品の「おくだけとおせんぼ」は高さが60cmなので跨げる高さ)

なので、常にゲート付属のドアを使って出入りすることになります。跨げないのでやや面倒ではありますが、子どもが成長しても簡単に乗り越えられないようになっているのでその点は安心です。

ドアは開きっぱなし(開放機能)にできるので、開閉が不要なときは便利です。

 

木製でナチュラルな質感

木製のベビーサークルは他にもいくつかありますが、木製のベビーゲートやパーテーションは日本育児以外ではあまり目にしません。

お部屋のインテリアが木の雰囲気だったり、ナチュラルなつくりの家にはぴったりです。

木製なので、プラスチック樹脂製のゲートに比べるとやはり頑丈でしっかりしています。足元のプレートやサイドパネルなどでかなりしっかり固定されるため、他製品と比較しても突破されることは少ないかと思います。

 

他の木製シリーズとの互換性

おくだけドアーズ

木製パーテーションFLEX400-Wとおくだけドアーズは、高さが70cmと72cmで少し違います。互換性がないのかな?と試しに繋げてみたところ…。

繋がりました!パーテーションの方の色がブラウンなので色が違いますが、ナチュラルを選べば違和感はなさそうです。

ただ公式や説明書には互換性の有無について記載はなく、この点は完全な自己責任で試してみました。この二つは製造されたのが少し前なので、商品の仕様やリニューアルによってまた変わってくるのでご注意ください。

 

他製品との比較や短所

わが家は子どもの成長と共に部屋のレイアウトを何度か変えました。2~3か月に1回くらい?とかなり頻度が高かったので、その都度パーテーションを組立直すのはやや手間でした。

日本育児の木製パーテーションはしっかりした製品で重量もあるので、わが家のように安全対策として部屋の模様替え予定があるお宅は向かないかもしれません。ワンオペだと特に不向きかもです。

レイアウト変更の観点から考えると、その後購入したネビオのベビーサークル「クエット」が良かったです。軽量で折りたたみやすいので、ママ一人でも手軽に使えます。

Nebio(ネビオ)のベビーサークル「Quet(クエット)」を1年以上使ってみてオススメする理由[ベビーゲート]

 

ただ強度を考えるとやはり日本育児の木製シリーズに軍配が上がるので、それぞれのご家庭の状況を含めて選ぶのがいちばんだと思います。

頑丈なゲートを希望される方で、部屋のレイアウトがほぼ固定なら日本育児の木製シリーズを。

ワンオペ育児で多忙なご家庭や、部屋のレイアウトを変更する予定があるご家庭ならネビオのベビーサークルかゲートがおすすめです。

設置される幅などを考えると一概には言えませんが、どちらを優先するかで希望のタイプは定まってくると思います。

 

【まとめ】木製シリーズの違い

以下、日本育児が販売しているパーテーションタイプの木製シリーズについて大まかな違いをまとめてみました。

ドアとして機能するゲートタイプ、赤ちゃんのスペースを囲うサークルタイプは除外しています。

木製パーテーション おくだけとおせんぼ おくだけドアーズ
仕切り+扉あり
サイドパネルあり
仕切りのみ(扉なし) 仕切り+扉あり
高さ70cm
設置幅101~423cm
高さ60cm(またげる)
設置幅80~300cm
高さ72cm
設置幅75~178cm

「おくだけとおせんぼ」は扉がないので、あまり出入りしない部分に有効です。例えばテレビ前とか、服やモノを置いている場所の前に置いたり。

「おくだけドアーズ」は、キッチンなどの入り口に設置することが多いと思います。通常のゲートだと長さが足りないとか、形がちょっと特殊な場合に使えます。

「木製パーテーション」は、それ以外のシチュエーションでだいたい有効です。かなりざっくりですが(笑)、やはり長さがあるので、何かにつけて使いやすい仕様でした。

 

安全対策を迷っていて、木製の質感でしっかりしたものをお求めの方にはぴったりの商品だと思います!