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新生児の抱っこがうまくいかない!抱っこ紐も怖かった私の対策法&おすすめ【首すわり前】

うまくいかない新生児の抱っこ

子どもが産まれてすぐ、ぶち当たった壁は「新生児の抱っこがうまくいかず泣き止まない」ことでした。赤ちゃんが泣き止まないのは、私の抱っこが悪いからだと自分を責めていました。

助産師さん、保健師さんに抱っこの仕方をレクチャーしてもらって、特に問題はないと言われても不安でした。なぜか泣き止まない…私が悪いんだ…と、産後うつ傾向だったこともあって不安でした。

 

でもこれ、逆に考えると、赤ちゃん=抱っこしたら泣き止むと考えていたんですね。今思えば何をしても泣き止まないのが新生児なので、抱っこの仕方や姿勢が悪かったとかではないんですけど、知識も経験もなかったのでどうしていいかわからず、無力感が募る日々でした。

そして連日の抱っこで腕や腰が痛い!産後の体は全治一ヶ月と言われるほどダメージを受けているので、慣れない抱っこという作業が加わって体は悲鳴を上げていました。

 

 

抱っこが難しい時は「抱っこ紐」!

そんな時に便利なのは抱っこ紐です。

新生児からインサート(中敷きのクッションみたいなもの)なしで使える、「エルゴ アダプト」を購入していたので、説明書を読みつつ着用してみたところ…。

「え、こんなざっくりした感じで使っていいの?こんなにふにゃふにゃで繊細な赤ちゃんを、入れて大丈夫なのかな…」と、めっちゃ不安になってしまい使用を断念。

ネットには、股関節が抱っこ紐で圧迫とか脱臼とか不安を煽る記事ばかり。もちろん、正しく説明書通りに使えばそんなことは絶対にないのですが、怖くなって使えなくなってしまいました。

知識や経験がないので、繊細な赤ちゃんに使い慣れていないものを使うのがとにかく不安だったんだと思います。

とにもかくにも、エルゴは上級者向けだと思いもう少し使いやすそうな新生児向けの抱っこ紐を探すことに。そうすると今度は、また別の問題が起きてしまいました。「せっかく買ったんだから今あるものを使いなよ」という、夫の言葉でした。

 

抱っこ紐は複数買っていい

抱っこ紐って、結構な金額します。わが家は夫婦共に深く考えず定番のエルゴを選んだので、2本目を購入する際は夫婦で結構モメました。

そりゃ深く考えずに買ったのが悪かったかもしれないけど、はじめての育児って想定外のことばかり起きるんですよね。しかもワンオペで体力も時間も余裕もない。道具で乗り切れるなら、買おうよ!と提案。

しかし、メインで育児する私が必要だと伝えても、財布の紐を握る夫は不要の一点張り。実際の業務内容を知ろうともせず、かたくなに稟議を通してくれない鬼上司みたいでした。

 

育児は立派な仕事の一つです。なので、育児グッズは必要な仕事道具です。必需品なのです。急激に成長する赤ちゃんは、同じ抱っこ紐でずっと対応できる場合もあれば、できない場合もある。オフィス用品も同じですよね。買い替えたり、買い足したりしますよね。

 

もちろん家計には限りがあるので絶対買えとはいいませんが、多すぎる飲み会代や今なくても困らないモノを優先するより、大切な子どもが健やかに過ごすための費用に使った方が、のちのち自分たちのためになると私は思いました。てか新生児いるのに飲み会を優先するんじゃない!(数年ごしの怒り←笑)

それに育児用品は使い終わっても、フリマアプリで譲ったりできます。「一度買ったらずっと使わなきゃいけない」「同じようなものがあるから新しいものは買えない」と我慢してしんどい育児をすると後々響きます(これはもう本当に。熟年離婚とかのきっかけにもなるハイリスク要因)

家計を圧迫しない範囲なら、気軽に買ったり売ったりして便利な育児グッズに頼りましょう!

 

便利な育児用品はラクするための道具ではなく、ワンオペ育児を乗り切るために作られた、いわば文明の利器です。

育児道具を使って余裕を増やしていくことは、後の夫婦の財産になっていきます。一緒に悩んで考えて、しんどい時期を乗り越えた夫婦の絆は強い!…はず。

なので、可能な限りどんどん道具に頼っていこうというのが私の方針です。

 

 

新生児におすすめな抱っこ紐

「ボバラップ」は当時の救世主!

悩んだ末に購入したのが「ボバラップ」という商品。

伸縮性のある長い布をパパママの体にくるくると巻いて、布の間に赤ちゃんを入れて抱っこするという、変形スリング形式の抱っこ紐です。

これがすごく良かったです!普通の抱っこ紐と違って隙間があまりなく密着間があるので、手で抱っこしてるような感覚で安心感があります。詳しくないけど、カンガルーケアとかそういう系です、たぶん。

何と言っても抱っこが苦手だった新米母でも、「抱っこできてるよー」という感覚になるので、子どももだんだんこの中で眠ってくれるようになったのです。あの時は嬉しかったし、安心しました…(思い出し涙)

あまりメジャーな商品じゃなかったので、股関節の具合が心配になってしまい市の助産師さんに相談しちゃったのですが、丁寧に調べてくれて「大丈夫よ~」とお墨付きをいただいたことを思い出します。助産師さん、あのころは本当にお世話になりました…!

 

2020年現在、大人気の「コニー」

最近は「コニー」というスリングが新生児用に大人気のようですね。

調べてみたところ、ボバラップと似たような商品でした。それでもやっぱり進化してますね。「コニー」は縛ったり結んだりしなくて良くて、そのまま装着するだけで準備OK。これは便利。新生児がもし今家にいたら、ぜひ欲しい。

コニーはボバラップと比べて縛ったり結ぶ必要はない反面、パパママの共用が少し難しいみたいですね。親の体格に合わせたサイズのものを選ぶので、パパママの体型に差があると共有はしづらいかも。

そういう場合は上記のボバラップをオススメします。ボバラップは体に巻き付けて結んでサイズを調整できるタイプのスリングなので、誰でも使えて共有できるワンサイズの商品です。(そしてまだ現役で良かった←育児用品って数年で景色が変わるので、ちょっとした浦島太郎状態になる)

 

ベビービョルンは使い勝手◎

その他に便利そうだったのは、ベビービョルンの抱っこ紐。

エルゴってちょっと上級者向けというか、慣れたら全然大丈夫なんですけど、ちょっと装着が複雑な部分があるんですよね。新生児だとなおのこと。でも業界シェアNo.1なので「エルゴなら間違いないよね!」と深く考えずに買ってしまったので、ベビービョルンのことを知ってたらたぶんこっちを買ってました(笑)

エルゴに比べるとベビービョルンの抱っこ紐はかなり装着が容易なのがポイントです。新生児だとなおのこと、シンプルイズベストな仕様がすごく良いです。

ベビービョルンは使いやすさの面ではかなり定評があり、口コミも良い商品なので新生児から抱っこする予定があるなら断然こちらがオススメです。お値段も同じくらいだし、作りもしっかりしています。

 

ディモアの「たまごマットおくるみ」

これは抱っこ紐じゃないのですが、10mois(ディモワ)の「おくるみたまごマット」はめちゃくちゃ良かったです。口コミやレビューの評価が高かったので購入してみましたが、大正解でした。

新生児や首座り前の赤ちゃんの抱っこの仕方がいまいちわからなくても、このおくるみにくるんでから抱っこすれば、マットがクッションがわりになるというアイテムです。

「生まれたての赤ちゃんを抱っこするのこわい…」という現代のパパママ、そしておじいちゃんおばあちゃん、老若男女問わずみんなが安心して抱っこできる、超便利アイテムなのです!

 

 

以上、新生児育児のころの愚痴を若干はさみましたが(笑)、何かの参考になれば嬉しいです。とにかくワンオペ&里帰りなしの新生児育児はキツイです。世のお母さま方、くれぐれも無理されぬようご自愛くださいませ。

読んで頂きありがとうございました!